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民主党代表戦での党員サポーター票への疑念 松木謙公著より

民主党代表戦での党員サポーター票への疑念 松木謙公著より

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民主党代表戦での党員サポーター票への疑念 松木謙公著より


「日本をダメにしたこの民主党議員たち」日本文芸社
松木謙公著
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4537258799.html



第二章
101ページ

代表戦での党員サポーター票への疑念

2010年9月の民主党代表選に小沢さんが出馬し、菅総理と一騎打ちを演じた。

私はとにかく菅総理と戦うべしという主戦論者だった。
(中略)

102ページ12行目から

代表選挙戦の中で、党員 サポーター票についての疑念を感じたこともここに挙げておきたい。

 私の地元では、「小沢さんが出るから頼みます」と対面で、あるいは電話などで、

小沢さんが出馬すると決めるはるか前から1ヵ月くらいをかけてお願いをしてまわった。

そしてその感触は、小沢支持と不支持の割合が900対40ぐらいだった。

しかし結果は勝つには勝ったが、最終的には11票差の僅差(※きんさ=わずかの差)の

勝利だった。

一般投票であれば、実際の投票結果と、選挙活動中の手ごたえとのブレが出るかも

しれないが、

この時お願いをしてまわった党員、サポーターの多くは

わが事務所からお願いしている顔の知っているような人たちがほとんどだったのだ。

ある日、国会議員が集まったときに、

「実は自分のところもおかしいと思っている。どう考えても数字が合わないんですよ」

という議員が何人かいた。

小沢さんに、それを一度話したことがあるが、

小沢さんに「松木、そういうことは言うな!」

と一喝された。(※いっかつ=大声でしかりつけること)

小沢さんがそう言ったので、私は、それ以上騒ぐことはなかった・・・。

以上引用終わり

※は小野寺の注である。

(小野寺)
このときに松木謙公氏の手ごたえではなんと

小沢支持対不支持は900対40だったそうだ。90対40ではない。

900対40である。ものすごい差である。これは党員サポーター票なので

自分自身の事務所が集めた相手ばかりで

顔もしっていた人たちだったから

精度が高いはずである。

しかし結果はたったの11票差だった。

このとき

小沢氏に、松木氏が「選挙の結果がおかしいといっている人たちがいる」と言うと

小沢氏から「そういうことはいうな」と一喝されているが

やはり小沢氏は、以前から選挙に強いこともあって

「負けてもそれについて言い訳めいたことはいわない」

「選挙は信頼が大事だ」

「勝っても負けても選挙の結果には従うべきだ」という価値観があることを感じる。

しかし、この民主党代表選挙あたりからは

従来の枠組みでは考えられない、「とんでもない選挙」になっていったのだ。



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