新潟県知事泉田裕彦のメルマガ「たがいに・にいがた」第３１５号
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☆・・・☆・・・・「にいがた」からお届けします！・・・・☆・・・☆ ☆━━━━━━【新潟県知事 泉田裕彦のメールマガジン 】━━━━━☆ ┏┏┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏┏┏┏ たがいに・にいがた ☆第３１５号☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◆◆新潟県庁発行（平成２５年３月８日発行）ＶＯＬ．３１５◆◆◆ 今週の「ひとりごと」 ───────────────────────────────── 皆さんこんにちは！新潟県知事の泉田裕彦です。 今週のコラムは、「地の酒と地の食」をお届けします。 ◇地の酒と地の食 ───────────────────────────────── 新潟県には全国一の数を誇る94の蔵元があり、それぞれ個性豊かで、伝 統の味を誇っています。新潟清酒の品質は国内はもとより、アメリカや韓 国など海外でも広く認められ、高い評価を得られるようになって来ました。 冬、北から湿気を含んだ空気が越後の山々を越えるときにたくさんの雪 を降らせます。新潟もこの冬は山間地で多くの雪が降りました。 その雪は場所により万年雪となって一年中残るほどです。それが次第に 溶け、湧き水として各酒蔵の井戸にもたらされ、酒米の洗浄、酒米の浸漬 水や仕込み水などとして利用されます。 酒の仕込みに使う水は良質の水ではなくてはなりません。良い水が良い 酒の決めてといっても過言ではありません。 醸造用水に関しては国が決めた水道水の基準より厳しい基準を設定して います。鉄分、マンガンの含有では水道水の基準の10分の１以下、色度、 濁度ではいずれも無色透明という基準を守っています。 また、新潟の酒蔵の仕込み水はほとんどがミネラル分の少ない「軟水」 です。仕込み水はお酒が仕込まれて発酵するときに、酵母菌の働きを助け る役割をしますが、この成分の少ない軟水は発酵がゆっくり進み、できあ がった酒はキメ細かい酒になり、新潟のお酒が「新潟淡麗」の味わいと言 われるのはこの軟水のおかげと言われています。 キメ細かく、キレの良さが特徴の新潟の酒は料理の味をじゃませず、よ りいっそうその味を引き立たせてくれます。究極の味わい方はその土地の 旬の素材を使ったお料理とその土地の米と水で作られた地酒の組み合わせ を楽しむことだと思います。 県内の旅館ホテル組合を中心に昨年からプロジェクトを立ち上げ「地酒 と地の食の究極のマッチング」を目指して、試食・試飲会を重ねてきまし たが、いよいよ３月16日から45の蔵元の協力で新潟県内の23の地域の65の 旅館で宿泊プラン「にいがた地酒の宿」が本格スタートする運びになりま した。 このプランの特徴は新潟県内産の地酒と新潟県内産の旬の食材を使った 地酒にあうお料理を味わっていただけることに加えて、夕食時には新潟清 酒達人検定の資格者が召し上がっていただく地酒の種類や特徴、食事との 相性についてお客様にご説明をしますのでお酒についての理解もより深ま ることと思います。 香りの高い大吟醸酒をチョコレートスイーツとの組み合わせでデザート 酒として提供するなど各お宿の新しい味わい方の工夫も皆様には楽しんで いただけることと思います。 なお、実施の宿、料金など詳細は新潟県旅館ホテル組合のホームページ （http://www.niigata-ryokan.or.jp/）でご確認ください。 「にいがた朝ごはん」企画も県内各地域の宿で提供され、好評を得てい ます。ごはんが主役の新潟で、本当においしい朝ごはんを味わってほしい という思いで一昨年から始まりました。 新潟の豊かな水ではぐまれた新潟県産コシヒカリと地元ならではのご飯 にあう季節のおかずを味わっていただくものです。 温泉でゆったりして、地酒、コシヒカリ、魚、山菜、早春の花など豊か な自然にはぐくまれた恵をご堪能ください。 知事公式ホームページ → http://chiji.pref.niigata.jp ☆━━━━━━━━━【 お 知 ら せ 】━━━━━━━━━━☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ＞登録・解除は http://chiji.pref.niigata.jp/ ＞メールアドレスの変更は、配信解除してから新規登録してください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 本メールマガジンはインターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用し、 無料で発行されるため、「まぐまぐからのお知らせ」が挿入されること を御了承願います。 『まぐまぐ』 → http://www.mag2.com/ ご登録いただくと『まぐまぐ』から「ウィークリーまぐまぐ」が配信され ます。「たがいに・にいがた」のみ配信を希望される場合、こちらから「 ウィークリーまぐまぐ」の配信を停止できます。 http://www.mag2.com/wmag/ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ 発行 新潟県知事政策局秘書課 ■ ■ 〒９５０－８５７０ 新潟市中央区新光町４－１ ■ ■ 電話 ０２５－２８５－５５１１（内線２０５７） ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ┌──┐ │＼／│ご意見・お問い合わせはこちらまで └──┘ mailmag@pref.niigata.lg.jp
