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ごまめの歯ぎしり 2013年3月3日号 事故調の資料公開を

ごまめの歯ぎしり 2013年3月3日号 事故調の資料公開を

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       衆議院議員 河野太郎の国会日記
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国会事故調が調査のために収集した60箱にも及ぶ資料は、事故調
の解散に伴い国会図書館が管理している。

しかし、事故調の解散前に、その資料の今後の取扱いが決まってお
らず、国会議員ですら、その資料を閲覧することができない状態に
なっている。

国会事故調による報告書公表直前の2012年7月5日、両院合同
協議会の幹事会及び衆参議運委員長と議運筆頭理事が参加する打合
会でこの資料の公開基準が話し合われた。

「必要な法規を整備したうえで、国会図書館において、資料の分類
基準に従って対応する」との非公式かつ非公開の文書による確認が
行われ、両院議長に報告された。

資料の公開、非公開の基準は既に作成済み。

しかし、国会図書館は、公開のために法規が必要と非公式に見解を
述べている。

その法規が未整備のため、資料公開の請求があっても国会図書館で
は対応できない状態になっている。

国会事故調の解散に伴い、両院合同協議会も存在せず、また、今国
会にて設置された原子力問題特別委員会もその後継組織という位置
づけにないため(個別法案の審議も行わない原則)、両院の議院運
営委員会に夜対応が必要な状況にある。

しかし、そもそも資料のなかには一方的に東京電力等から『コピー
禁止』あるいは『要返却』との条件を付けられたものがあり、そう
した資料については既に返却されてしまっている。

また公開、非公開の区分についても東京電力等からの要請に基づい
た区分になったものもあるという。

そもそもコピーもとらずに返却せよという一方的な要請に基づく資
料の開示ということ自体がおかしいのではないか。

原発ゼロの会として、両院の議運委員長に早急に公開のための諸手
続をとるように要請した。
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