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新潟県知事泉田裕彦のメルマガ「たがいに・にいがた」第318号

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◆◆◆新潟県庁発行(平成25年3月29日発行)VOL.318◆◆◆

今週の「ひとりごと」
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 皆さんこんにちは!新潟県知事の泉田裕彦です。
 今週のコラムは、「女性の可能性と社会の多様性」をお届けします。

◇女性の可能性と社会の多様性
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 3月22日に「女性が自ら選択したライフスタイルを実現するために~仕
事との多様な関わり方を考える」と題し、新潟市でタウンミーティングを
開催いたしました。

 会場での議論を通じて、男女共同参画社会の実現には多くの課題がある
ことを改めて確認いたしました。

 今日では様々な分野で活躍している女性が多くいらっしゃいますが、県
が実施した「平成23年男女平等社会づくりに向けた県民意識調査」では、
依然として性別による固定的な役割分担意識が根強く残っていることが読
みとれます。

 また、企業などにおいては管理・監督的業務に占める女性の割合は低く、
家庭においては女性の家事・育児・介護などの負担が大きい状況が続いて
います。

 県内の各企業でも育児支援、勤務時間のフレックス対応などの各種の支
援制度を導入したり、女性の能力発揮の重要性について意識啓発を実施し
たり、女性が少ない職務・役職に意欲と能力のある女性を登用するなどの
取組も少しずつ進展しています。

 新潟県では「ハッピーパートナー登録制度」を設け、男女が共に働きや
すい職場環境づくりや仕事と家庭等の活動の両立支援などに積極的に取り
組んでいる企業を認定しています。

 県内では500社を超える企業を認定し、県が発注する物品の調達での優
遇や取組のPRなど企業にとってもメリットのある全国初の試みです。

 このハッピーパートナー企業の経営者である清水伸(しん)さんからパ
ネリストとしてご出演いただき、「仕事と生活の調和の中で一人ひとりが
個人として尊重され、能力を発揮できることが組織を活性化し、会社の成
長につながる」という企業のビジョンや、男性も含めた育児休暇取得の推
進など具体的な取組のお話を伺いました。

 また、新潟市内でベーカリーショップを開業された青木和美さんのお話
からは産休の代替要員の確保の難しさや起業が社会に新たな価値を生み、
創造していることをあらためて認識しました。

 コーディネーターの内藤和美さんからは、「個々の働き手にとって、個
別の事情に従ってワーク・ライフ・バランスを実現できる現実的な支援が
必要で、経済産業施策、労働施策、子育て支援施策、少子化対策施策など
統合して向き合わなければ解決しない問題である」などの発言を頂きまし
た。

 いずれも大変参考になるご意見でした。今回のタウンミーティングでは
主に「女性の働き方」をテーマにしましたが、性別に限らず様々なバック
グラウンドを持った方が集まって社会は構成されています。

 そして、その多様性によってこそ、新たな価値が創造され成長していけ
るのだと思います。

 新潟県が誰にとっても魅力ある地域社会になるためには、自らの個性を
活かせる、自らの能力を最大限発揮できる社会、そして多様な選択肢の中
から自らが望むライフスタイルを選択できる社会であることが必要だと思
います。

 私は「精神論ではどうにもならないことを救うために制度がある」とか
ねがね申し上げていますが、うまく制度を作っていくことにより、もっと
自分のやりたいことを素直に表現していける社会にできるのではないか、
これこそ政治や行政の役割だと思っています。


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