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岡田克也メールマガジン◇◆かつやNEWS◆◇2013年3月8日号

岡田克也メールマガジン◇◆かつやNEWS◆◇2013年3月8日号

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      ◇◆かつやNEWS◆◇2013年3月8日号
        編集・発行/衆議院議員岡田克也事務所
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<TOPICS>
○産経新聞掲載記事について
○岡田かつや「TALK-ABOUT」
○岡田かつやホームページ更新情報
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◆産経新聞掲載記事について
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2013年3月5日付の産経新聞朝刊において、事実に反する記事が掲載
されましたので、産経新聞社に対して抗議しました。

抗議文の本文はこちら(PDF)
→ http://www.katsuya.net/upload/pdf/130305.pdf

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◆岡田かつや「TALK-ABOUT」 http://katsuya.weblogs.jp/
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○安倍総理─先人の苦渋の決断を理解し、敬意を持って懐深い答弁を

予算委員会で、海江田代表、細野幹事長の後、安倍総理を中心に議論しま
した。

例えば、社会保障制度改革、国民会議について、自らが「主任の大臣」で
ある、責任があるということもご存じないことが明らかになり、社会保障
改革について、何を総理はするつもりなのか、つまり、8月21日の国民
会議の設置期限までに、国民会議にどういう指示を出して、何を議論すべ
きと考えているかということに対して、全くお答えがありませんでした。

社会保障制度改革は消費税引き上げと対になった話ですが、そういったこ
とについて、関心がないということが残念ながら明らかになりました。

そういったこともありましたが、私が最も感じたのは非常に言葉が荒いと
いうことです。

民主党の時代に日米関係は決定的に悪くなったという趣旨のことを記者会
見でも言われましたが、今回は民主党時代に日米関係で何かやったことが
あるなら言ってみろと言う趣旨のご発言もありました。

外交というのは党派を超えてやっていかなければならない部分がある。政
策で違うところはある、それは議論すればいいけれども、全否定するよう
なそういう荒いものの言い方は避けたほうがいいと考えています。

そして、今までやってきたことに対する敬意も忘れてはいけない。例えば、
日米核密約の問題について、私は歴代自民党政権が国民に対して事実を言
っていなかった。例えば、核を搭載した艦船が日本に入ってくる可能性が
あるということを日本政府は認めてこなかった。そういうことについて、
密約調査で明らかになりました。

しかし、私はそういったことについて強く批判することは避けましたし、
密約の問題について公表する前に、歴代総理・外務大臣に対して、それぞ
れ事務方にこういう発表をするということも説明もさせました。

佐世保とか横須賀とかそういった核を搭載した艦船が出入りしていた可能
性のあるところには、私自身が出向いて市長さんや議会の議長さんに謝罪
をしました。

もちろん、民主党政権の話ではありませんからそこまでする必要はなかっ
たかもしれませんが、私としては、やはり日本政府として佐世保市や横須
賀市に対して、政権が変わったとしても、自民党政権時代のことであった
としても、やはり事実を伝えていなかったことは政府としてしっかりと謝
罪すべきだと考えて謝罪をさせていただいたわけです。

この密約の発表にあたり、アメリカとも綿密に連携・連絡を取り、今後に
問題を残さないようにきちんとした対応方針も出しています。

いずれにしても、この密約問題一つを取っても、私は従来の密約問題とい
うのは安保改定の岸総理、沖縄返還の佐藤総理の問題ですけれども、当時
の時代状況を考えたときに、一方的に批判すべきではない。

そのときの状況、例えば岸総理が日米安保改定のときに、日本の基地から
米軍が直接(戦地に)発進する場合には、米側は日本政府と事前に協議す
るという約束(事前協議制)がある。しかし、朝鮮半島についてはそれは
例外であるという密約があったわけです。例外にするというところが密約
です。

それがそういう密約があったということは、密約調査の結果、文書ではっ
きりしたわけですが、私のコメントは、当時の時代背景、GHQの占領か
らまださほど時間も経っていないなかで、当時の日本政府として朝鮮半島
の有事の際の事前協議を例外とするという約束がなければ、事前協議その
ものが取れなかったのではないか。そういうことを考えると、これは一概
に批判するのは行き過ぎではないかということも申し上げました。

やはり時代時代において、それぞれの状況でリーダーが苦渋の決断をした
ということについては、それを理解するというのも大切なことだと思いま
す。

先人がやってきたことに対して、敬意を持って接する。批判すべきことは
もちろん批判しなければなりませんが、一方的な批判は決してしない。こ
れが、私が外務大臣として取ってきた態度です。

安倍さんのお話はすべて民主党政権がやっていたものが悪い、自分がそれ
を立て直したと胸を張って言っておられます。私はもう少し、懐深く答弁
されたり行動されたほうがいいのではないかと思った次第です。

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◆岡田かつやホームページ更新情報 http://www.katsuya.net/
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○夕刊フジコラム「ズバリ直球」(2/28up)
→ http://www.katsuya.net/opinion/2013/02/13228.html

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